今回の記事は
・スマホを見るとき、首が辛い人
向けに自宅にいる時、
色々なシーンで活用できる
首に優しいスマホの持ち方をご紹介します!
それではいってみましょう。
Contents
なぜ首は前に出やすいの?
前回はストレートネックについてお話ししました。
まだの方はそちらもぜひ読んでみて下さい。
そもそもなのですが、地球上の物体は重力から逃れにくいです。
重力は頭も地面に引っ張り続けます。
ということは
頭を支えてあげないといけません。
で、
こんな風に
首(頸椎)を下から上に積み上げれば、
必要最低限の力だけで支えることが出来ます。
一方、
斜めに積みあがった首(ストレートネック)は
頭が前に倒れないよう
・引っ張る(首の後ろの筋肉)
・倒れないように支える(首の前の筋肉)
力が更に必要になります。
引っ張る・支えるってことは
筋トレみたいに筋肉が
ずっと収縮(力を入れる)してるってこと?
確かにずっと筋肉が収縮しっぱなし
だとすぐに疲れちゃいますよね!
ここでちょっとだけ筋肉の張力というお話をしておきます。
筋肉はゴムと同じように
引っ張られると勝手に縮もうとする力が発生します。これを張力と言います。
張力は筋肉が元の長さに戻ろうとする力なので、
筋肉が収縮(力を入れる)する必要が少なく済みます。
なので、短時間であれば
張力を最大限に利用しながら
首を支えることが出来るため
疲労は生じないことが多いです。
しかし、
前回の記事でもお話ししたように、
現代人は頭が前に出やすい環境が整い過ぎてしまっているので、
どうしても長時間首に負担のかかる姿勢を取りやすくなってしまいます。結果、ストレートネックになり様々な不具合が起こる可能性に繋がります。
結論として、
筋肉や骨に負担を掛けないよう
背骨の上に頭を乗せましょう
という事でした。
首に優しいスマホの持ち方(姿勢別5選)
前置きが長くなりました。
それでは、
次からは自宅での首に優しいスマホの持ち方をご紹介します!
紹介方法としては、
僕の独断により
・首への優しさ度(☆5段階で表現)
・姿勢別の首に優しい持ち方
・デメリット
を一言ずつ書いてみました。
実際に色々試してみて
「この持ち方、首が楽じゃん!」
というのがあれば実践してみて下さい(*´▽`*)
シーン① あお向け
・首への優しさ度:☆☆☆☆★(4/5)
①あお向けに寝る(枕あり)
②顎を軽く引く
③目の高さにスマホを持つ
④スマホの位置は目の高さのまま
楽な位置まで肘を伸ばす
・デメリット:
スマホと顔の距離が遠い(文字が見にくい)
長時間だと腕が疲れる
※最近はあお向け用のスマホスタンドも
販売されているようです
シーン② 横向き
・首への優しさ度:☆☆☆★★(3/5)
①横向きに寝る(枕あり)
②顎を軽く引く
③肘を曲げてスマホを目の高さに合わせる
④スマホも枕の上に乗せると首も手も楽です
・デメリット:
スマホがやや操作しにくい。
うっかり眠ってしまう。
シーン③ うつ伏せ
・首への優しさ度:☆★★★★(1/5)
①うつ伏せに寝る(胸の下に枕入れる)
②顎を軽く引く
③脇をしめる
④肘を曲げてスマホを目の高さに合わせる
・デメリット:首が疲れて下がりやすい
※僕はあまりうつ伏せをオススメしません。
シーン④ 座る
・首への優しさ度:☆☆☆★★(3/5)
①少し浅く椅子に座る
(膝と股関節が直角くらい)
②顎を軽く引く
③テーブルなどで肘を固定する
(雑誌などで肘を置く位置を高くする)
④目の高さにスマホを合わせる
・デメリット:長時間だと良い威勢が維持できず首が下がりやすい
シーン⑤ 立つ
・首への優しさ度:☆☆☆☆★(4/5)
①背骨の上に頭を乗せるようにして立つ
②顎を軽く引く
③脇を軽く締める
④肘を曲げて目の高さにスマホを合わせる
・デメリット:
肘や腕が固定しにくい
(結果的に姿勢が崩れやすい)
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では
・頭が前下方に出やすい理由
・自宅でできる姿勢別スマホの持ち方
についてご紹介しました。
僕の独断により
姿勢ごと首への優しさ度を
勝手に表してみました。
僕のオススメ姿勢は☆4つの
・あお向け
・立つ
の2つです!
あと、
首への負担が少ないスマホの持ち方も大切ですが、
もっと大切なのは
【ずっと同じ姿勢でスマホを使わない】
=【適度に姿勢を変え、良い姿勢でスマホを持つ】
ことです。
いっちばん大事なのは
スマホを使いすぎないことですけどねw
それでは、
みなさん良い一日をお過ごしください!
こんにちは!
えびちゃん(⇒プロフィール)です。