かたこらNightはえびが厳選した素晴らしいゲストとのトークによって肩こりをはじめとする体の不調を聞くだけで取り去っちゃう壮大かつなスペースです
今回のゲストはこの方!
大阪でパチンコ店の店員をされているP-マンさんです
P-マンさん、よろしくお願いします
えびちゃん、みなさまよろしくお願いします
お願いします
Contents
自己紹介:P-マンさんはパチ屋店員
ご存じの方も多いと思いますが、簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?
はい。私は、ぱち屋店員をやっております。歴は20年目に突入
ぱちんこ&スロットも年々規制、遊技人口も年々減っていき、パチンコ店もずっと右肩下がりに減少している現状ですけれども、ただその中でも遊技してくださってるお客様、そして繋がって下さってるフォロワー様がこれからも楽しんでいただけるような業界を創っていきたいと思って日々活動しております。
素晴らしい信念ですね。
パチンカーやスロッターさん一人お一人と接していると、やっぱり皆さん良い面が沢山あります。僕もTwitterで接していてそう感じます。
そうですね。本当素敵な方が沢山います。
そして、素敵な方たちの周りにはさらに素敵な方が集まってくるので、本当にその場に少しだけでも触れさせていただけることでメチャクチャ幸せな気持ちになります
それが現場で見られるのは良いですよね
なかなか、店員さんがフォロワーさんと仲良くしてらっしゃるのって、あまり見かけないので、やはりP-マンさんのお人柄を現していると思います。
恐らく大阪のフォロワーさんがむちゃくちゃ温かいんです
そんな気はしますね。人情味が溢れてる感じがします
それもですし、Twitter利用者が多いのも関西の特徴だと思ってます
なるほど!発信してらっしゃるのは関西の方が多い印象を僕も持ってます
そうですね、他府県に行ったときにそれを感じました。Twitterがそれほど盛んじゃないエリアも沢山あるなと思いました。
県によってそんなに異なるんですね
パチ屋店長なのに「お客様の幸せ」のために遊戯をやめさせた!?
P-マンさんの信念は何でしょう?
私自身、ぱちんこ&スロットとの向き合い方次第で人生は彩られると本気で信じてる痛いやつです。
世間からは批判される業界ですし、それは重々承知してるんですけども。でも20年働かせてもらってると、本当に沢山の想いでがあって、素敵な想いで素敵な出来事も沢山経験させてもらったので。
その中でひとつだけ最近めちゃくちゃ嬉しかった事を話させて下さい。
ぜひ聞かせて欲しいです
今働いてるお店に仕事終わりにほぼ毎日のように遊びに来て下さる30代前半の男性のお客様とのお話です。
その方は私だけじゃなく、他の従業員とも日頃からスロットの話を楽しそうにして下さる客様でして、本当にスロットが好きなのが伝わってくる方です。
その方がある時から大スランプに陥りそれが一カ月以上続いたので次第に笑顔が消えていき、イライラが明らかに周りに出てしまってました。
そのお客様を見ていると、そろそろ他のお客様に迷惑がかかってしまいそうだなと思う雰囲気があったので「お客様に少しお話しよろしいですか?」と声を掛けさせてもらって遊技している手を止めてもらい話をしました。
常連さんの遊技を止めるのは勇気の要る行動ですね。
もちろん店舗の立場としては、大切なお客様が遊技していただいた方が売り上げも上がりますし、ありがたいんですけども。私の中で目先の売り上げより大事なことが遊技して下さっているお客様の人生をちょっとでも豊かに、スロットやパチンコでできるんじゃないかと思って仕事していますので。
それでそのお客様に「今日1万勝って嬉しいですか?」と質問したんです。当然大スランプですので「1万勝ったくらいでは嬉しくない」とのご返答でした。
私も①プレーヤーとしてスロットやパチンコを打ちに行くので、勝ち負けの比率で言ったら、やはり負ける比率の方が高いと思います。
毎回勝てるわけでは無いですよね
はい。ですからちょっとでも勝てたときは嬉しい。それが1,000円だったとしても、500円だったとしても喜んで帰れるのが自分自身なんですけれども
やはり、お客様のその瞬間は「嬉しくない」とお返事いただきましたので
楽しそうな感じも一切ありませんでしたし、それこそ5000~6000枚とか大きく出ない限りは、そのお客様のイライラは収まらないかなと
ずっとスランプで負けてきて、1万円勝っても喜べないでしょうね。
もともとP-マンさんはその方をずっと見てらっしゃるから、普段の楽しそうな様子もわかっているので余計、その当時の状態が打っていても良くないと感じたのですかね。
そうですね。ですから、申し訳ないですけど、お客様のことは大好きだからこそ「今日は遊技お断りします」って言って、強制的に遊技をやめて頂きました
それは…メチャクチャ勇気要りますね!
そうですね。今回の決断も人によったら、「何でお客様が打ちたいって言ってるのに帰すねん」と思う方もいらっしゃると思うんですけども
人によって判断の分かれる場面ですね
ですが、その瞬間私はスロットを楽しめない、パチンコを楽しめないのであれば打たない方が幸せなんじゃないかなと思いまして
実はその方には奥様と小学生の息子さんがいらっしゃるんです
日ごろからコミュニケーション取ることで、それは分かってました
週5で仕事終わりに打ちに来て下さいますから、平日はほぼご家族と過ごす時間が少ないというのは感じていたんです。
奥様が甘いモノがお好きなのは知っていて、ちょうど近所に有名なフルーツ大福屋さんが新作を出したタイミングだったので、おせっかいだとは思いましたが「たまにはフルーツ大福の新作をご家族に買って帰ってみてください」とお願いしました。
それは…イライラしてる人を怒らせてしまいそうですね
口ぶりは「なにふざけてんねん」という感じが伝わりました
1か月来なくなったお客様がまさかの来店!?
そこからどうなったんですか?
そこから、週5で来てくださっていたのが、1か月以上顔を見なくなりまして…
それはP-マンさんも怖かったですね
もしかしたら、他のお店に行かれているのかなと思ったりもしました
そう考えてもおかしくありませんね
「どうしているのかな?」と時折考えたりしていたら、ある日ひょっこり休日にに来てくださったんです
それは驚きますね
1か月以上ぶりに朝から抽選に並んでくださって抽選の時に「P-マン久しぶり」って声かけてくださったのがそのお客様で「うわ~~、お久しぶりです!先日は大変失礼なことを言いました」とお詫びしたら…
そのお客様が「あの日、P-マンが言うようにホンマにフルーツ大福買って帰ったんよ」って言ってくださったんです
本当に買って帰ったんですか?!
その話聞いただけで泣きそうになりました…
奥様からは「普段、夜遅くにしか帰ってこないのに、こんな早い時間に、しかもフルーツ大福なんか買ってきて、気持ち悪いな」って言われたみたいですね
奥様もビックリしたでしょうね
あの出来事の後、ご家族で夕食後にフルーツ大福を食べて、息子さんが笑顔になり、奥様も喜んでくださって。お客様がその時間が大事なことに気が付いて下さったみたいでありがたいなと思いました
大げさではなく人生が変わりましたね
しかもですよ!その日1か月以上ぶりに来てくださった理由が奥様から「あんた最近スロット行ってないやん」って言われたからなんですって
1カ月間、息子さんが学校での出来事を夕飯の時に聞くのが楽しくなったりして、家族との時間を大事にしていたみたいで。それで奥様から「たまにはスロット行っておいでよって」言ってもらって今日来たんですって。
人生で奥様から「スロット行っておいでよって」言われたん初めてだったようです
その話を聞いたときに正直、抽選の最中でしたが、一人でウルウルきてました
すごい感動エピソード…
5年後、10年後もパチンコ・パチスロを好きであり続けてほしい
本当に嬉しくて。実際に私たちはご来店してくださって、お客様がパチンコ・スロットを打っている姿ばかりを拝見して、そのお客様たちが店で過ごしていただける時間というのを少しでも楽しい時間にできるように接客させて頂いているんですけれども
そのエピソードがあってから、ご来店してくださっているお客様だけではなく、そのお客様の先にいる大切な方々にも、もしかしたら幸せなキッカケづくりが接客でできるんじゃないかと気付かせてもらいました
実際にご家族含めて変わりましたよね
そのお客様は以前は週5で来てくださってましたけど、それからは週に1回來るか来ないかになりました。会社的にはお客様を週1回にしてしまった店員になってしまうんですが
でも、私の中でパチンコ・スロットがその方にとって好きであり続けて頂ければ5年後・10年後ももしかしたらこのことがキッカケでずっと素敵な思い出で自分のペースで瞬間瞬間を楽しめるようにご来店いただけるのが一番じゃないかなって思いました
確かにそうですね。以前のような打ち方をしていたら、今後打てなくなっていた可能性もありますね
そのままだったら、もしかすると半年後にはスロットが嫌いになって、二度と行かないお客様になっていたかもしれないと思うと、長い目で見ると私がやったことは間違ってなかったと信じています
P-マンさんの人柄が分かるエピソードですね
いや~、本当に嬉しかったんですよ!だって「帰れっ」っていう店員の言う事を素直に聞いて、大福まで買って帰って下さるお客様なかなかいません。最高のお客様と出会わせていただいて、大好きなお客様の一人ですね
私にとっては一生忘れられない出来事ですね
あくまでも僕のイメージですが、スロットって自分と台との駆け引きを楽しむことを目的に打ってる方がほとんどでホールさん側も打ってもらわなければ利益になりません。
お金を掛けて遊技するので、時には熱くなったり、自己中心的な行動を取りたくなると思うんです。僕も恥ずかしながら過去は負けすぎて何度、帰りの車内で絶叫したか分かりません…
でも、P-マンさんはスロットの向き合い方が人生を彩る事を信じ、お一人お一人と全力で向き合ってる。だからこそ、先ほどの男性のように心打たれてフルーツ大福を買って帰るエピソードが生まれるわけですね
ありがたいお話しですよね、本当に
僕も家族から打ちに行くのを反対されてる人間なので聞いてて泣きそうになりました
普通反対されますからねw
打たない方にとっては「何が楽しいの?」ってなりますよね。P-マンさんの日々のツイートからは、そういった人間性が溢れてますので、抜群の行動力と誰にでも全力で丁寧な対応はリスナーさんも満場一致で頷いてます
とんでもございません
パチンカー・スロッターもまだまだ捨てたもんじゃありませんね
本当に素敵な方が多いのは間違いない事実ですから
そんなにひどい人ばかりではないよというのが分かって心が温まりました
お集りのリスナーの皆さんありがとうございます!
今夜もかたコラNight始まりました